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代表メッセージ

有吉勝昭

株式会社ハースコーポレーション
代表取締役

有吉勝昭

「地球上の人々がGreat Condition」であるために

弊社は、1994年2月に有吉与志恵により設立され、一貫して運動に関わる仕事をしてまいりました。

1994年頃とは、フィットネス業界(スタジオプログラム)は、エアロビクス全盛で、更に負荷をかける「頑張る」トレーニング・エクササイズが中心でした。バブルが崩壊し、景気の落ち込みと共に、フィットネス施設の開発も止まり、会員数が初めて減少。そんな時代に弊社は「心ある健康づくり」「プロフェッショナル集団」を念頭に設立されました。しかし、運動の継続性やフィットネス人口の伸び悩み、施設至上主義、景気に左右される指導者の苦悩、予期していた高齢化社会に対して、業務を転換。将来を見越し、2000年より「成果のある運動」「継続性のある運動」「参加者、指導者にとっても低負荷の運動」を捉え、基本テーマを「介護されない身体づくり」にしました。

そしてさらにチャレンジ、追求する3つを掲げます。それが以下です。

  1. 97%の運動習慣のない方に日常的に心地よい日々を過ごすための運動を提供したい
  2. 医者、治療家に次ぐものとして身体の改善を運動でできるようにしたい
  3. 日本人の身体(筋肉、骨格、文化)にあった運動を提供したい

これらは難解なテーマであり、運動業界では率先して推進する分野でなく、企業運営を考えると無謀なものと見え、多くの方から心配された事を覚えています。しかし、そこから一貫して、この3つを大事にここまでやってきました。沿革を見て頂けますとその流れを理解頂けると思いますが、着実に進めてまいりました。まずは、教育の分野では、理論を創り、形を作り、約20年を掛け年間100回以上の講座を開催、2500人以上の方に毎年受講頂けるようになりました。

そして自社で、具体的な店舗開発を行い、コンディショニング、体調改善を目的とする運動施設の事業化を行い、少しずつではありますが店舗も増えております。そして、着実に技術を身に付けたコンディショニングトレーナーも生んできました。また、Method開発者の有吉与志恵の著者数は、2006年8月出版の「アスリートのためのコアトレ」(BBM社)から始まり2022年6月出版「スポーツクライミングのコンディショニング」(BBM社)で28冊となり、その理論は着実に広がってきました。

そして、国立社会保障・人口問題研究所の資料によると、2040年の日本では65歳以上の高齢者が3,929万人となり、全人口の34.8% を占めると予測され、いわゆる2040年問題といわれています。生産性人口の減少からも医療費、介護などの社会保障に大きな影響が出ることは想像でき、更に、働くことも必要されることになるでしょう。そこから考えられるのは、セルフメディケーション、健康リテラシーの向上です。「HEARTHのフィロソフィ」で示しましたように、自分で体調を捉え、自分自身で簡単に行える調整を目的としたコンディショニングが大事であると私は考えます。この方法は、場所も選ばず、コスト効率もよく、人にも依存しないで成果がでる。調子を自己で整えられれば、好きなスポーツも運動も可能であり、身体の不快感もなく最高のQOLが手に入ります。それを今までと同様に、長年継続してきたように、これからもチームで、確実に進めていくことが私の役目と考えます。

その目的を達成するために、今までと同様に多様な多数の困難があるでしょうが、これが私たちの使命とし、日本中、世界中の人々が、Great Condition(絶好調)であり続けられる社会づくりへ貢献したいと考えています。

そして、その仲間をいつも探しています。

あなた様の賛同をお待ちしております。

株式会社ハースコーポレーション

代表取締役 有吉勝昭

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